とうふ屋の朝は早い! その日の食卓にのぼるものをその日に作る。ずっと昔からかわらぬことです。そしてまた創業からずっと受け継いできた豆腐作りの技も変わらぬもの、大豆を蒸して、絞り、ニガリを混ぜて、型に流す。言葉で言えばたったこれだけの簡単そうな工程ですが、受け継ぐ者はそれなりの苦労もあります。その苦労が喜びになるのもずっと変わらず買いにきていただけるお客様がいてこそ、初めてだけどちょっと食べてみようかと買ってくださるお客様がいてこそなのでしょう。
岡本の豆腐は大豆の味がする、とよく言っていただきます。国産の大豆を多めに使った濃い豆乳から生まれる豆腐はきっと大豆の”うまみ”がギュっと詰まっているのでしょうか。味の好みは様々ですが、この味は岡本にしかない味なのは間違いないと思います。ずっと守り続けてきた味ですが、10年ほど前に”ざる豆腐”を新しく始めました。田舎豆腐とは違ったなめらかな食感が魅力の品ですが、ニガリの配合はとても難しいものです。これもまたこれから受け継がれていくものになると思います。そのために若手も毎日奮闘中!です。
そしてもうひとつ欠かせないもの、小国富士とも呼ばれる「わいた山」から流れる伏流水。そのきれいな湧水あればこその豆腐です。この「七曲の水」は無料でお分けしております。
これからもこのかわらぬ味を自信をもってお届けできるよう毎日がんばって豆腐を作っていく、それが私たちのかわらぬモノです。

湧水「七曲の水」は無料でお分けしております。お気軽にお申し付けください。